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【SmartBeat導入事例】株式会社リモハブ

今回は、SmartBeatの導入事例として、実際に利用されている株式会社リモハブの笹倉様、熊本様にお話を伺って参りました。

株式会社リモハブは “世界中の人に健幸を” をSloganに掲げ、IoT技術を活用することで実施率が低い心臓リハビリテーションを在宅にて適切に実施できるオンライン管理型医療機器を開発している会社です。システムの一端にAndroidアプリを利用されており、国内初のオンライン管理型心臓リハビリシステムの開発にSmartBeatを導入いただいています。

※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、オンラインにてインタビューを行いました。

—まず笹倉様、熊本様が担当なさっている役割について教えてください。

笹倉様(以下敬称略):社外との折衝担当となります。
資金調達、販売網構築、サプライヤ選定、広報・マーケティング、特許検討/出願等の役割を担っております。

熊本様(以下敬称略):システム開発における現場リーダーとなります。
外注先も含めた開発メンバーを取りまとめ、プロジェクトマネージャーの役割を担っております。

アプリを利用した医療機器開発への挑戦

—貴社ではどのような事業を行っておりますでしょうか。

笹倉:弊社はオンライン管理型の心臓リハビリシステムを開発・製造・販売している医療機器メーカーとなります。

日本における心不全患者数は120万人以上と推定されており、高齢者に多い疾患であることから今後もさらなる増加が見込まれています。このような患者の心肺機能を改善させるため、通院下での心臓リハビリテーションが行われてきましたが、実施できている患者はわずか7%に留まっているのが現状です。その主な理由として、患者が高齢であるため、高頻度での通院が難しいことが挙げられます。

弊社は、IoT技術を活用することで医療従事者による遠隔管理を実現させ、まるで実際に病院で行っているかのような安心で適切なリハビリテーションを自宅で行うことができるシステムを開発し、多くの対象者に提供することを目指して、現在その基盤を構築しています。

—新しい分野の医療機器だとお伺いしましたが、どのような点で新しいシステムなのでしょうか。

笹倉:現時点では、リハビリテーション領域において、規制当局の承認を得ているオンライン管理型の医療機器はございません。日本ではゼロ、世界においても、弊社の知る限りは1件もないかと思います。
弊社は、現在、国内初のオンライン管理型心臓リハビリシステムの医師主導治験を進めております。

—SmartBeatを導入いただいているアプリは、その事業でどのような役割を果たしているのでしょうか。

笹倉:患者の負荷状態をモニタリングする役割を担っています。Androidタブレットにアプリが入っており、システムで取得した患者の心電波形といった情報を医師側に伝えます。システムをご使用いただく患者様には高齢の方も多く、システムの起動から主な操作まで、なるべく直感的に簡単に操作できるということを目指した結果、このような形となりました。

SmartBeatとの出会い

—SmartBeatを導入した経緯と理由をお聞かせいただけますでしょうか。

熊本:そもそもクラッシュの調査に難航していたことがあり、医療機器認定を目指す中で、可能な限り全てのクラッシュ要素を取り除き、安定したアプリへと品質向上する必要があったため導入に至りました。

運用テストを進める中で様々なケースにおけるアプリのクラッシュが発生しましたが、再現性が低かったり、原因調査のために多数のログを仕込む必要があったりと、調査に難航することが多々ありました。この課題を解決するため、開発者に導入を提案されたのが「SmartBeat」でした。

笹倉:アプリがクラッシュせず運用できるという「安定化」は弊社のシステムに必要不可欠となります。オンライン管理型によるリハビリを実施する上で、医療者が常に、安定した状況で患者様の様子を確認できるという点は重要な要素となるからです。

高齢者にも使いやすい、「落ちない」アプリを実現

—御社のシステム内でアプリが落ちると、患者様にはどのような影響が生じると考えられますでしょうか。

熊本:実際に高齢者の方に使用していただくテストも実施したのですが、アプリがクラッシュすると当然戸惑われる方も多く不安にさせてしまい、その度に心苦しい思いもありました。
実際に弊社のシステムを使用される患者様は「心臓のリハビリ」を行うことになりますので、安心してリハビリに集中できるアプリを提供することは弊社にとって責務でした。

高齢者の方にも安心してお使いいただけるシステムとするために、クラッシュをなくし、安定したアプリへと品質を向上する必要があります。
SmartBeatによって、医療機器としてのより「落ちないアプリ」の開発がスムーズにできたと感じています。

「再現性が低かったクラッシュ」の調査が楽に

—SmartBeatを導入してよかったことはございましたか。

熊本:クラッシュの原因究明がスムーズにできるようになったと感じています。
アプリクラッシュの調査で特に難しいと感じる点は「再現性が低いケースがあること」、「クラッシュ発生時のオペレーションを全ておぼえているわけではないこと」の2つでした。

再現させなくてもクラッシュ発生箇所が特定でき、また「パンくずリスト」などの機能により操作手順の想定も可能となったことで、即調査に取りかかれるという点がありがたいと感じました。

弊社システムの利用者には高齢者も多いことが想定されますので、クラッシュ発生時のオペレーションの聞き取りは難しいことが予想されます。そのような点においても、今後システム運営していく上でSmartBeatが提供してくれるエラーレポートは大変助かります。

医療機器として承認されるための基準は非常に多岐にわたり、高いハードルです。中でも重要項目となる「安定性」について確保するためにも、SmartBeatは非常に役立ちました。

医療のIT化における安心を提供するSmartBeat

—今後、他にも医療用アプリは増えてくるかと考えております。そういった際にもSmartBeatのようなクラッシュ検知ツールをご導入いただけそうでしょうか。

笹倉:はい、弊社としても、患者様の安心を担保するためにクラッシュ検知ツールの導入は必須になると考えております。

遠隔医療が促進されることは明らかでしたが、コロナ禍により一気に加速してきておりますので、先10年で様々なアプリが薬事承認を得ることになると感じております。その際に、精度高くエラーを検知できるSmartBeatのようなツールを導入するのは有用かと思います。

—ありがとうございます。今後、事業が治験・臨床と進んでいくかと思いますが、その中で今後のSmartBeatに期待することはどのようなことになりますでしょうか。

熊本:引き続き、治験や臨床現場で発生したクラッシュについて素早い原因究明と品質向上に活用していきたいと考えております。

今後への期待としては、アプリ自体はクラッシュしていないけれども、OSからプロセスごと強制終了される、OOMのようなケースに対してヒントとなるような機能があると嬉しいです。
常駐している特性を活かして、アプリがクラッシュしていなくても、CPUやメモリ使用率、さらにはパンくず的な軌跡など各種情報にアクセスできると更に助かると感じます。

Out Of Memoryの解析機能は、ベータ版のご提供を開始し、リモハブ様をはじめとした一部のお客様にご利用いただいております。さらに、今夏に大幅アップデートを予定しています。
SmartBeatは今後もご利用いただくお客様のご意見を取り入れながら機能改善、開発を行って参ります。

この度は、誠にありがとうございました。

【SmartBeat導入事例】SBI FXトレード株式会社

今回は、SmartBeatの導入事例として、実際に利用されているSBI FXトレード株式会社の金子様にお話を伺って参りました。

※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、オンラインにてインタビューを行いました。

金子様が担当なさっている役割について教えてください

システム管理部に所属しております。対顧客向けの、取引画面、アプリ開発、新規案件対応、改修案件、障害対応等を行っています。
アプリ開発に関しては開発会社に委託しているため、主にディレクションを行っています。

貴社のアプリについて教えてください

FX取引を行うアプリです。文字サイズを大きめにして視認性と操作性に重点をおいた取引ツールとなっています。アプリだけの話ではありませんが、商品として各通貨においては業界最狭水準のスプレッドをご提供しています。また、取引単位においては1通貨から1000万通貨数量まで1回の注文で発注可能、手数料無料でご提供しています。

現在取引の7割ほどがスマートフォンアプリを使用した取引となっており、
会社の方針としてもモバイル化を推進しているため、できるだけアプリで取引が完結できるようにしていますが、画面が小さいため表現が難しく苦労しています。
また、お客様は初心者からプロの方までいらっしゃるため、全ての方に満足いただけるようにするのはとても難しく感じています。

SmartBeatを導入した経緯と理由をお聞かせいただけますでしょうか

以前提供していたアプリの品質がテスト段階においても安定しておらず、手元で確認する最中にアプリがクラッシュしてしまうほどでした。
不具合に対して課題感は持っていたものの、内容がわからないため手探りの状況でした。

アプリがクラッシュした結果の累計はGoogleの管理画面で確認できましたが、
「いつ、どのように操作した結果か」、「通信環境は何か」、「端末は何か」などの詳細な情報は検証をしないと分かりませんでした。
新規アプリの運用では検証しづらい不具合の検知から修正までのスキームを取り入れたいという希望があり、その中でSmartBeatが不具合修正に役立つと聞き、検討、導入にいたりました。

今のアプリのクラッシュ率は業界平均値をほぼ下回っており、アプリの品質が飛躍的によくなったと感じています。これまで開発終盤で上がっていた軽微な不具合の多くが開発初期段階で修正できていると感じています。

SmartBeatを導入してみて良かったことや変化があれば教えてください

大きく2点良い変化がありました。

1つ目は、不具合の影響顧客数を可視化できたことです。
これまではっきりとした不具合の影響顧客数は分かりませんでしたが、SmartBeatの管理画面ではエラーの発生件数だけでなく、影響ユーザー数まできちんと取れますのでどれくらいの規模の障害であるかが視覚的にも確認できるようになりました。

また、顧客影響数については「不明」と今まで社内報告していましたが、SmartBeat導入後は管理画面に表示されている数字を報告しています。社内において不具合の影響を定量的に把握できるようになったことで、緊急度の判断や対応の方針決定が迅速に行えるようになりました。

2つ目は、不具合の確認や開発会社への連携がスムーズに行えるようになったことです。
これまでアプリの不具合は、顧客からの問い合わせや社内での指摘から確認していました。
しかしその場合、「不具合が発生した箇所の発見に時間がかかる」、「発見してからも再現するための端末がない」等の問題が多くありました。

SmartBeat導入後はエラー情報や端末情報など必要な情報が全て取得、確認できますし、コンソール上で確認したエラーを管理画面と通じて開発会社に連携できるため、修正にかかる時間を短縮できています。

現在のSmartBeatに感じていることや、今後のSmartBeatに期待する事を教えてください。

現在SmartBeatや弊社アプリについて定期的にFROSK様とMTGをさせていただいています。このMTGの時間は、現在の不具合の状況や自社アプリの品質に関して、弊社やアプリ開発会社だけでなく第三者の方から意見をもらえる貴重な時間だと感じています。

今後期待することとして、現在SmartBeatで発生回数がわかるOut Of Memoryの情報について詳しく原因調査できるようになれば良いなと考えています。
※メモリ利用量が大きいことが原因でOS側からアプリを落とされてしまう現象

また、弊社が提供するアプリは常に品質が高い状態にしていきたいと考えていますので、
現在SmartBeatを入れていないアプリにも導入を検討しています。

SBI FXトレード様からご要望いただいているOut Of Memoryの機能は発生するまでの経路など、原因が調査できるようアップデート予定です。
SmartBeatは今後もご利用いただくお客様のご意見を取り入れながら機能改善、開発を行って参ります。

この度は、誠にありがとうございました。

【SmartBeat導入事例】株式会社QVCジャパン

今回は、SmartBeatの導入事例として、実際に利用されている株式会社QVCジャパンの奥原様にお話を伺って参りました。

2004年より日本で初めて24時間連続生放送によるテレビショッピングを開始したQVCジャパン。2011年にはスマートフォンアプリもリリースし、モバイルコマース企業としても成長を続けています。

奥原様が担当なさっている役割について教えてください

ECチームの中のデジタルマーケティングを担当しているチームに所属しています。
担当業務はいくつかありますが、そのうちの一つがアプリを使ったCRM領域の業務になります。

SmartBeatを導入した経緯と理由をお聞かせいただけますでしょうか

アプリで起こりうるクラッシュ(=アプリが落ちること)に対して適切な対応が急務であると認識し、まずは問題を可視化したいと思っていたところ、SmartBeatを知り、導入を検討しました。

アプリに不具合が生じていることは、報告が届いていたために認識はしていましたが、その不具合によってどれほどの影響があるのかという俯瞰的な観点と、そして原因を究明して、しかるべき対処方法をどのようにとっていくべきか、という具体的な解決方法を模索していたのです。

また弊社のお客様はテレビを見て商品を知り、電話をかけて注文するというのが今まで主流だったのに対し、ネットでお買い物をされる方が増えてきていました。
今後はWEBサイトやアプリを通して、お買い物をされるお客様が更に増えていくことが予想される中、アプリに不具合が生じてしまうと、お客様にとって大変な御迷惑がかかってしまうことから、かなりクリティカルな問題だと認識していました。
何か良い対策法はないかと考えていたところ、SmartBeatを知りました。アプリで起きている問題を可視化し、その問題への対応が効率化できるというSmartBeatの機能はまさに弊社が求めているものでした。
また価格的な負担もそれほど大きなものではなかったので、比較的早く導入を開始することができました。

SmartBeatの利用方法について教えてください

アプリをアップデートする際やiOS・Androidの新OSバージョンがリリースされた際には特に注意して、SmartBeatを確認しています。
弊社ではマーケティング担当者がメインでSmartBeatを使用しており、普段は週に数回、異常が起きていないか確認しています。一つ一つアプリを確認しなくとも、アプリ一覧の画面でそれぞれのクラッシュ率が見れるので、そこで異常値を出しているアプリがないか確認しています。

また、昨年(2018年)はアプリのアップデートが多い年でした。SmartBeatはアプリバージョン毎のユーザー数やクラッシュ率が確認できるので、お客様が新バージョンにきちんと移行できているか、また新バージョンでクラッシュが起きていないかということを確認するのにも役立ちました。

SmartBeatを導入してみて良かったことや変化があれば教えてください。

ツールを使っていなかった頃と比較して、アプリの状況が可視化されるため(よく使用されているデバイスやOS別のクラッシュなど)、状況に合わせた意思決定ができるようになったのがよかった点です。
さらにシステム部門の担当者と同じ画面を見ながら話ができるので、ネクストアクションを決定するためのコミュニケーションがスムーズになりました。

システム部門ではアップデートをしたアプリをリリースする際に、約1週間程度SmartBeatを監視して、大きな不具合などが出ていなければ、プロジェクトを完了させ、次のプロジェクトへ進めるといったように、プロジェクト移行がスムーズになったと聞いております。

社内での変化としては、アプリのアップデートの回数が増えました。
SmartBeatによってアプリの品質を数値で可視化できるようになったので、修正すべき不具合がある場合には、アプリのアップデートの優先順位を高く設定してもらえるようになりました。
SmartBeatの一番の魅力は、誰でもアプリで起きている問題やその問題の影響の大きさを把握することができ、ネクストアクションについて議論できるようになる点だと思います。

現在のSmartBeatに感じている改善点や、今後のSmartBeatに期待する事を教えてください。

基本的な導入自体はとても簡単で、アプリの品質を監視し、異常があれば対応すべきエラーに優先順位をつけてリソースを確保するという部分はとてもスムーズになりました。
SmartBeatを上手くカスタマイズすれば(パンくずなど)、調査や修正にかかる工数の削減ができ、より細かいエラーの修正も出来るようになると考えています。今後は、カスタマイズの簡易化など、さらにSmartBeatを効果的に利用できるよう、サポートしていただけると嬉しいです。

この度は、誠にありがとうございました。

【SmartBeat導入事例】株式会社サイバード

今回は、SmartBeatの導入事例として、実際に利用されている株式会社サイバードの鏡谷様にお話を伺って参りました。

鏡谷様が担当なさっている役割について教えてください

品質管理部の副部長をしています。自社の各プロジェクトのサービス品質面を向上させる事を主なミッションとしており、その中の一つのソリューションとしてSmartBeatを活用しています。

株式会社サイバード 鏡谷様

SmartBeatを導入した経緯と理由をお聞かせいただけますでしょうか。

2016年の4月に品質管理部が新設され、最初のフェーズとしてまずは、バグの発生数や消化率など品質の見える化に取り組んできました。SmartBeatが、アプリのクラッシュという観点から品質を定量的に可視化できるツールだったので、目的と合致していた為、試験的に導入し始めたというのが経緯です。

SmartBeatの利用方法について教えてください

大きく分けて2通りあります。1つが、各プロジェクトの現場のエンジニアが導入している場合です。その場合、開発中のタイトルに導入し、担当エンジニアが定常的に発生しているクラッシュをチェックし、リリース前に不具合をできるだけ解消する努力をしています。もう1つが開発をパートナー企業で行っているサービスに品質管理部から依頼してSmartBeatを導入してもらう場合です。この場合は、品質管理部のメンバーが品質面に懸念がないかをチェックする為に利用しています。

私の場合は、アプリのアップデートやリリース直後などのタイミングは特に意識してみるようにしています。またクラッシュ発生のメール通知機能を利用しているので、メールが多いなと感じた時にはコンソールを覗くようにしています。

SmartBeatを導入してみた感想を教えてください。

もともとクラッシュは気になってはいたのですが、今まではそれが感覚的なものでしかありませんでした。SmartBeatでクラッシュの発生回数を実際に数字で確認できるようになったのは、品質を改善しようと動き出す為の良いキッカケになったと感じています。また、これまで気づいていなかったところでクラッシュしている事に気づけたのも良かったと感じています。

SmartBeatを今後どのように活用していきたいと考えていますか

まだSmartBeatを未導入のタイトルにも導入していき、クラッシュ率を意識したアプリ運用を行うことで自社サービスの品質向上を図りたいと考えています。
また現在はできていないのですが、SmartBeat上でクラッシュが増えた事に気づいた際にCS部門と連携してアクションするといった活用も今後取り組んでいきたいと考えています。

今後のSmartBeatに期待する事を教えてください。

具体的な話としては、もうすぐ対応して頂けると聞いていますが、クラッシュ通知をチャットワークに送る機能はぜひ欲しいです。
※2017年6月2日インタビュー時点ではリリース前でしたが、2017年7月12日にリリース致しました。
今はそれくらいしか思いついていないのですが、新規機能の開発に我々利用者の声を取り入れてくださるとのことですので、改めてアプリの品質管理において欲しい機能を考えてみたいと思っています。

この度は、誠にありがとうございました。

【SmartBeat導入事例】株式会社スクウェア・エニックス

今回は、SmartBeatの導入事例として、実際に利用されている株式会社スクウェア・エニックスの鈴木様にお話を伺いました。

鈴木様が担当なさっている役割について教えてください。

テクニカル・ディレクター(以下TD)として複数のプロジェクトの技術サポートを担当しています。クライアントアプリ開発を主に支援しており、SmartBeatに関しては、アプリの開発の効率化(主にデバッグ効率の向上)や運営時で不具合が発生した際の調査期間の短縮化を実現するため各部署と連携しながら、プロジェクトに導入を勧めています。

株式会社スクウェア・エニックス 鈴木様

SmartBeatを導入した経緯と理由をお聞かせいただけますでしょうか。

  • 再現性の低いCrashが発生したときに何が原因で不具合が発生したのかがわからない。
  • 再現性の低いCrashを修正したと開発チームから報告があった際、本当にそれが修正されているのかがわからない。
  • 不具合の全容が把握できない(どのような不具合が、どのような件数発生しているか把握できない)
    という3つの課題を解決できる方法がないか模索していた時、SmartBeatに出会い「コレだ!」と導入に向けて動き出しました。

現在は社内の各部署と連携しながら、品質チェック開始前までにプロジェクトに導入案内を行っています。他にもCrashReportツールの選択肢は存在しますが、社内での導入数的にも実績あるSmartBeatが選ばれることがほとんどです。

どのような役割の方がSmartBeatをよく使いますか?

主にプロジェクトに参加しているエンジニアです。
彼らには、常にコンソールを確認してもらうようにお願いしています。また品質を確認する意味で、TDやQAも不定期に確認するようにしています。私の場合は、アプリケーション一覧画面をおよそ週に1度の頻度で確認しクラッシュ率やエラー件数が非常に多いアプリについてはエラー内容を確認した上で、プロジェクト担当者に確認を行っています。場合によってはエラー原因を調査の上、具体的な修正方針をプロジェクトに伝える場合もあります。

SmartBeatを導入してみて良かったことを教えてください。

今まさに発生している不具合を全員が共有できるのは何よりの利点です。何を優先して修正すべきなのか、どこを修正すべきなのかが明確になるため、OSSやミドルウェアなど他社が提供しているライブラリに不具合があった場合などには開発者に連絡するなど、とるべきアクションが明確化できます。
もう少し具体的に言うと

  • Crashした際にStackTraceが記録されるため、プログラムのどこでCrashしたのかが詳細に把握できた。
  • 「どのような不具合」が「どれだけの件数発生しているのか」を把握できた点。
    ※上記により、不具合をどのような優先順位で修正するかを判断することができた。
  • Androidでは機種/OS依存の不具合が多かったため「どの機種」「どのOS」の不具合でCrashしたのかは非常に有益な情報となった。
    といった点などは導入してよかったことの一部です。

現在のSmartBeatに感じている改善点や、今後のSmartBeatに期待する事を教えてください。

不満は今のところ特にこれといってありません。
今後に期待する事としては、ユーザ環境下のメモリ推移やフレームレート低下をグラフィカルに把握できればよいと思います。
また通信レイテンシや通信エラー率なども集計し、ヒートマップで把握できると特定エリアのインフラで問題が発生しているなどを把握できるかもしれませんね。我々のニーズを理解し、新規機能の追加や機能改善を前向きに取り組んでくれる点は魅力だと感じていますので、今後のSmartBeatのアップデートに期待しています。

この度は、誠にありがとうございました。

【SmartBeat導入事例】株式会社セガ・インタラクティブ

今回は、SmartBeatの導入事例として、実際に利用されている株式会社セガ・インタラクティブの山浦様にお話を伺ってまいりました。

山浦様が担当なさっている役割について教えてください。

セガ・インタラクティブのモバイル・インタラクティブ研究開発部という部署のソフト開発セクションのマネージャー兼、チェインクロニクル開発ディレクターを担当しております。チェインクロニクルに関しては立ち上げからメインプログラマとして関わってきました。

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株式会社セガ・インタラクティブ 山浦様

SmartBeatを導入した経緯と理由をお聞かせいただけますでしょうか。

2016年7月のセミナーではじめてSmartBeatの存在を知りました。
ちょうどその翌月ぐらいに、弊部で新規タイトルのリリースが予定されていたので、市場投入後にどういったトラブルが起きるかをいち早く把握するために、SmartBeatを導入して対処しようと考え、検討を開始しました。

その際、新規タイトルで採用する前に実績のあるタイトルから導入しようということになり、まずチェインクロニクルに導入しました。

チェインクロニクルに関してはリリース後3年以上経過しており、市場のトラブルは大体わかっていたつもりでしたが、トライアルで利用してみて、開発サイドでは把握出来ていなかった不具合が発見されました。この結果を踏まえて、これは便利だな、ということがわかったので、弊社の他のタイトルにも導入を進めている状況です。

どのような役割の方がSmartBeatをよく使いますか?

主に見ているのは現場のエンジニアになりますが、私の方でも時折チェックして、対応すべきクラッシュが発生しているのを発見したら、その都度現場に伝えています。

また、開発チーム内ではSmartBeatで発見された不具合をチャットツールを用いて共有するような流れも作っているんですが、ダッシュボードで閲覧できるスクリーンショットを貼って問題解決の効率化を行なっています。

SmartBeatを導入した直後の感想はいかがでしたか?

元々のアプリの不具合に関する認識が違っていたというのが大きいですね。
スマートフォンのゲームでは何十万というユーザーがいる中、色々な環境で起きている実態を知らなかったというのが一番の発見です。

自分たちとしては、しっかりとデバッグを行ってリリースしているつもりでしたが、軽微なものも含めてこんなにクラッシュが発生しているんだというのがわかって、それが衝撃でした。

SmartBeatを導入してみて良かったことを教えてください。

バグ修正に割く工数が減りました。デバッグ会社の方とやりとりをするときにデバッグ会社の方からレポートがRedmineであがってくるのですが、報告の時間をみて、SmartBeatのログを参照する事で従来よりスムーズに修正ができています。

もちろんデバッガーさんのレポートはとても詳細で、具体的にどういう条件で発生しますよ、という報告をいただけているのですが、その際に内部的にどうなっているかを追い掛ける時にはSmartBeatのコンソールを活用することで今まで得られなかった情報が正確にわかるので助かっています。

その他で、品質改善や不具合の修正に変化はありましたか?

SmartBeatを導入する前は、プレイ感から動作が重いですとか、プレイヤーさんのSNSの投稿などからバグがありそうだというの把握して、その原因をしらみつぶしに見つけては修正するというのを繰り返していました。

SmartBeatを導入してからはそれぞれの不具合に対して、件数がわかるようになったので、影響度をみて、これだけの人の手元で発生しているのならすぐに修正が必要だ、という事が分かるようになりました。

アプリのバージョンアップでは、新規機能の開発はもちろん行いますが、SmartBeatで得られた情報をもとに、さらなる品質向上のために不具合修正も多く行うようになりました。

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右:株式会社セガ・インタラクティブ 山浦様
左:株式会社セガゲームス 笹沼様

この度は、誠にありがとうございました。